《なごや名物》カレーうどん

どこにでも有る『カレーうどん』・・・されど名古屋の『カレーうどん』!

カレーうどん

〔なごやめし〕よりもなごや名物と言った方がピッタリなのが「カレーうどん」でしょう。

「エビフライ」同様、日本全国で食べられているメニューですから、なごや名物などといってしまえば怒る人もいるでしょうね。

しかし名古屋のカレーうどんは他地方のカレーうどんとはちょっと違うというのが「なごや名物」になった理由かもしれません。

厳密に名古屋のカレーうどんと他地方のカレーうどんの違いという定義はありません。

ただ名古屋のカレーうどんはスープが鶏ガラベースで、うどんも「味噌煮込みうどん」などに使用される太くて硬めの麺が特徴、さらに具は油揚げ、カマボコ、豚肉、ネギというのが「名古屋のカレーうどん」だそうです。

出張で名古屋に行った人が「名古屋のカレーうどんは絶品だ!」と仲間内にふれ回ったという話まで聞いたことがありますから、きっと何かが違うのでしょうね。

カレーうどんが名古屋の名物になった理由は分かりませんが、元々名古屋では昔から多くのお店がカレーうどんを提供していました。

東京では「そば屋」が一般的ですが、名古屋では「うどん屋」が一般的だったこともあって、そばよりもうどんの方がが好まれていたみたいです。

さらに「味噌煮込みうどん」などもあって、名古屋人にとってうどんは身近なメニューの一つだったからなのかもしれませんね。

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そのなごや名物カレーうどんのおすすめは、やはり「元祖」と言われている「鯱乃屋」でしょう。

このお店、元々は「若鯱屋」という名前でしたが、商標登録の関係で現在は「鯱乃屋」に名称を変更したそうです。

「若鯱屋」の称号は、現在チェーン店が使用しています。

「鯱乃屋」では他店のお弟子さんを預かって修行させたり、若い人を育成して暖簾分け(のれんわけ)の店としても有名だそうで、腕は確かなお店みたいですね。

そのお弟子さんのお店「若旦那21」もカレーうどんの人気店ですが、行列がすごいので並ぶ覚悟が必要みたいです。

さらに「元祖」から暖簾分けした「若鯱屋」も有名で、チェーン店と同じ名称なので間違えやすいのですが、通称「チェーン店じゃない方」と呼ばれているようです。

これらの個人店ではそれぞれ独自の「カレーうどん」の味を大切にしているため、せっかく食べるならこういうお店を探してみましょう。

小さな個人店の方が「メチャクチャ美味しい味」と出会えるかもしれませんよ!


カレーうどん 006-2

※ 〔名古屋市役所〕の写真です・・・内部は映画やテレビの撮影によく使われています♪

※ 表紙は〔名古屋駅前ロータリー〕と駅前の夜景です♪