《なごやめし》味噌煮込みうどん

味噌文化が生み出した美味しい『味噌煮込みうどん』!

味噌煮込みうどん

これも昔から〔なごやめし〕の定番で、鍋焼きうどんの味噌バージョンといったところでしょうか!

鍋焼きうどんというと冬の食べ物と思ってしまいますが、名古屋の人なら『味噌煮込みうどん』は冬に限らず一年中食べられています。

土鍋で出てくるのが一般的で、土鍋の鍋蓋には蒸気穴が開いていません。

理由はその鍋蓋を取り皿にするためで、蒸気穴が開いていてはツユがこぼれてしまうからです。

有名なのは「山本屋本店」と「山本屋総本家」ですが、同じ「山本屋」でもまったくの別会社です。

「山本屋総本家」には『味噌煮込みうどん』以外にもきしめんや味噌おでんがあるので、〔なごやめし〕を堪能したい方には良いかもしれません。

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「山本屋本店」には夏季限定の冷やしうどんなどはありますが、基本『味噌煮込みうどん』だけです。

ただし「山本屋本店」は自家製の漬物が出てきて、漬物とごはんは無料でおかわり自由ですから嬉しいです♪

名古屋の『味噌煮込みうどん』の「うどん」は固いのが特徴で、柔らかいうどんは『味噌煮込みうどん』と認めないのが名古屋です。

「腰がある」のではなくて「固い」うどんですから、うどん1本でも「もぐもぐ」噛むことになります。(一般的なうどんと違って塩抜き麺を使用するため「固い」うどんになっています)

以前、名古屋の『味噌煮込みうどん』専門のお店が関東に出店した時に、お客さんから「うどんが煮えていない」とクレームを付けられたそうです。

その後も同じようなクレームが続いて、結局すぐに閉店してしまったそうです。

神戸フランツ

関東の人は本場の『味噌煮込みうどん』を知らなかったようですね・・・残念!

ちなみに名古屋の人は「うどん」まで言いません。

「味噌煮込み」と言ったら『味噌煮込みうどん』のことになりますから、通を気取りたい人は「うどん」まで言わないようにしましょう。

もうひとつオマケに、お店によっては「味噌」を抜いて「煮込み」と言ってしまうと名古屋では『どて煮』(味噌で煮込んだモツ煮のことです)が出てきますから間違えないようにしましょうね♪

勝手にオススメ
店 舗 名
山本屋本店 エスカ店
住  所 名古屋市中村区椿町6-9先 新幹線地下街エスカ
電話番号 052-452-1889
営業時間 10:00~22:00(ラストオーダー21:30)
定 休 日 エスカ地下街と同じ

アクセスマップ

〔山本屋本店 エスカ店〕は〔名古屋駅前地下街エスカ〕内にあります。
〔エスカ〕は〔味噌カツ〕ページの「アクセスマップ」を参照して下さいね♪


※ 表紙は〔名古屋市科学館〕 丸いドームは内径35mという世界一のプラネタリウムです♪