大人ニキビの原因はターンオーバーの低下
若いころにできるニキビと大人ニキビの原因が違うことを知っていましたか？
それを勘違いしているとなかなか美肌には改善できませんよ。
１０代などにできるＴゾーン周辺のニキビは、過剰に分泌された皮脂（分かりやすく言えば油ですね）が毛穴に詰まってできるものが多く、脂っぽくてギトギトしている性質上、きれいに洗顔などを繰り返して清潔にしていれば改善されやすいものです。
ところが大人ニキビの主な原因は、お肌の乾燥と古い角質が蓄積されたことによって起こることが原因の一つになります。
お肌に古い角質が蓄積されて毛穴をふさいでしまって、乾燥したお肌が古い角質を硬く分厚いものにしてしまうため、さらに毛穴をふさぎます。
ふさがった毛穴にアクネ菌が繁殖して炎症を起こしたものが大人ニキビです。
古い角質が蓄積される原因や乾燥肌の原因は、ターンオーバー（肌細胞の入れ替わり）が乱れて肌細胞の入れ替わりが遅くなったり、分厚い角質に邪魔されてなかなか表面に出てこれないためです。
つまり言い換えれば、ターンオーバーを正常に戻してあげれば新しい肌細胞も表面に出てきてきれいな美肌にすることが可能だということですね。
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ターンオーバーの乱れは年齢以外にも「ストレス」や「睡眠不足」による「ホルモンの乱れ」とも言われています。
女性ホルモンのエストロゲンはお肌の潤いを保ち、プロゲステロンは皮脂の分泌を促進しますから、これが乱れればお肌に影響が出るのは当然です。
食生活による「栄養バランスの乱れ」も原因の一つと言われていますから、「ビタミン」や「ミネラル」をうまくとることも大切です。
食物繊維が不足して「便秘」などになれば老廃物を溜め込むことになりますから、これも気を付けた方がいいでしょう。
これらがターンオーバーを乱して大人ニキビの原因の一つになります。
正常なターンオーバーは約２８日と言われていますから、今すぐ生活環境を変えたからといって即改善されるものではありませんし、「ストレス」などは自分の意思で変えられない生活環境でもあります。
最近ではターンオーバーの乱れを改善してくれるスキンケアクリームもたくさん出ていますから、それらを使うのも一つの方法です。
ただし角質が厚く蓄積されているお肌では、成分がなかなかお肌には浸透して行きません。
コンクリートのように硬く固まった土の上に水を撒いてもなかなか浸透して行かないのと同じですね。
ですからできるだけお肌へ浸透しやすいものを選んだ方がいいですね！
時間はかかってもターンオーバーの改善が大人ニキビの改善につながりますから諦めずにケアしましょう。
