デリケートゾーンの臭い対策は？
わきがと同じように女性が気になるのはデリケートゾーンの臭いですよね。
彼氏と一夜を共にする時は勿論のこと、生理前などは満員電車に乗っている時にも臭いがしていないか気になっているはずです。
デリケートゾーンの臭いの原因はわきがと同じように、雑菌が繁殖することによって排出される老廃物によるものです。
わきがの場合は、わきにあるアポクリン線という汗腺から汗や脂肪が分泌されることで雑菌が増えて臭いを発しますが、デリケートゾーンの場合はそれにプラス尿や経血なども雑菌が増える原因になります。
デリケートゾーンの臭いを解消するには、やはり清潔にして乾燥させるのが一番良いことですが、場所的にはどうしても高温・多湿な部分なので、ある程度の雑菌の繁殖は免れません。
対策としては、やはり王道的なものが一番効果的でしょう。
お風呂で洗浄力が強くて低刺激の石けんで指を使ってやさしくゆっくり洗う方法です。
ついゴシゴシと力を入れたくなりますが、デリケートゾーンは刺激に弱いので、炎症などを起こせば逆に臭いがきつくなってしまいます。
大陰唇や小陰唇の溝やしわには垢や汚れが溜まってますから、シャワーだけでは落ちません。
やさしく入念に洗うことを心がけましょう。
香りのきつい石鹸は洗い残しがあると臭いの素になってしまいますから、できるだけ香りの無いものか、あるいは香りの薄い石けんを選びましょう。
ショーツはできるだけ通気性の良いものを選んで、デリケートゾーンに汗をかいたりした時にはこまめにはきかえるのが理想的です。
食生活の見直しも大切です。
ラードやバター、マヨネーズやスナック菓子など、動物性の油脂や脂の多い肉などは体臭の素になりますからできるだけ避けた方が良いでしょう。
たばこやニンニク、アルコールも体臭の原因になりますから気を付けましょう。
えごま油やしそ油に含まれているαリノレン酸は、体臭予防に効果があると言われていて、花粉症にも効果がありますから摂取するようにしてみましょう。
ただしαリノレン酸は、日や空気に触れると成分が壊れてしまいます。
さらに熱にも弱いので、炒め物などには使わずサラダにかけて摂取するのがおススメです。
ふたはしっかりと締めて、日陰か冷蔵庫に箱ごと保存しましょう。
デリケートゾーンの臭いがアポクリン線などの汗腺によるものであればこれらの対処法が効果的ですが、もし感染症などからくる臭いであれば対処法は違ってきます。
感染症の場合も臭いや粘りのある粘液のようなものが出ることがあります。
トイレで用を済ませた時に、デリケートゾーンからお尻へと拭けば問題は少ないのですが、もしお尻からデリケートゾーンへと拭けば、膣内にバクテリアが入り込んで感染症を起こす可能性があります。
明らかに感染症と分かれば独自で対処しようとせずに、必ず病院で診てもらいましょう。
また性病などであれば、自分の身体や彼氏の身体は勿論のこと、将来生まれてくる赤ちゃんへの影響も考えられますから、早めに診てもらった方が良いでしょう。
デリケートゾーンは女性にとって重要な部分ですから、臭いの原因に対する慎重な見極めと、適切な対処をしましょう。
